<< 欠陥商品 やさしさ(関係者向け) >>

キャメラ。

e0007446_1947521.jpg
「似合わない」とよく笑われてしまうのだけれど、美学を学んでいた。なんだかあやふやなものに惹かれるからだ。生死や宗教、それから人間に興味があった。
日本語では美学と呼ばれる学問は、必ずしもその学問の全てを言葉が表していない。或る人によっては感性学と訳される。美学とは人の感情に立脚した学問である。美しいと思うのは感情であって理屈ではないからだ。その感情に理屈を見出すのが美学なのではあるが。

こんなことを考え出すようになったは、写真を撮り始めてからのこと。
心動かされる写真と、自分の写真の違いを考え出すようになってからのこと。

どうやら数を撃てば何枚かに1枚は好きな写真ができてくるということはわかった。機械であるカメラをコントロールする方法も多少は勉強してみた。でも本当に心動かされる作品はどうやってとられているのだろうと思っていた。何故或る写真に強く心を動かされるのだろうかと不思議だった。よく似た写真であっても、一つは凡庸に見え、一つはいいものに見える。
なんとなく思っていた。すばらしい写真を撮る写真家と同じ場所で、同じ被写体に向けて、同じカメラで、同じレンズで、同じ絞りで、同じシャッタースピードで、同じタイミングでシャッターを切っても同じ写真にはならないのではないかと。
実際のところこんな経験は無いのでどうなるのかは分からないけれど。

別段結論のある話ではないのだけれど、いつも自分の見た美しいものや感動した
ものを写真を通して伝えられないかなと思っている。
無理かもしれんけどさ。


写真はたぶん1999年の冬。初めてのカメラを買ってすぐ撮ってる気がする。カメラはちなみにLOMO LC-A
[PR]
by tomo1y | 2006-01-18 19:44
<< 欠陥商品 やさしさ(関係者向け) >>