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藤田嗣治展に行ってみた

レオナール・フジタこと藤田嗣治展に行ってきましたよ。
場所は東京国立近代美術館「MOMAT」
実はね、あんまり藤田嗣治って詳しくなかったんですけど、
前日に行った国立西洋美術館においてあった藤田嗣治の絵が非常に良くて
見に行ったのですよ。期待通りの展示であったと思います。買う気のなかった図録買っちゃったし。
若い頃の彼の絵は、まぁ普通に写実的な絵で、
渡仏してからもしばらくはいろんな影響を受けながら模索していたんだろうとわかる絵なのです。
で、それがいい感じになってくるのが一つ、乳白色の女性の絵を書き出した頃。なんともエロイのです。
輪郭線を黒で取ってるから、考えてみればあんまり一般的な西洋絵画の描き方ではないのだけど
それがきっと受けたんでしょうね。
それから当時の自画像がなんとものび太君っぽくて少し可笑しい。
色彩を重ねた時期を経て、戦争画の時期の絵もいい。
終戦後それらの絵を描いていた反動で、彼は日本を離れるのだけれど、
それらの戦争画は迫力も勢いもあって非常にいいんですよね。
わかりやすい「良さ」を求められた絵であろうから至極当然のことかも知れませんが。

で、それ以降再度渡仏してからの絵も練れてていい感じです。
自分の顔を描きこんだ絵もあったりするのですが、そこに描かれた藤田の顔がまたいい。
子供の絵もたくさん描いているのですが、それもまた優しくていい。

なんつーかいい絵でした。満足。
しかしこういう有名な人をきちっと知らなかった自分が凹む。
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by tomo1y | 2006-05-06 22:16 | ○○に行ってみた
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