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漫画大好き!職業漫画について

ドラマ化されてるマンガというのが多いのですが、

どの辺のマンガを嚆矢とすればいいのかはちょっと分かりませんが、
こういう割と狭い仕事を題材にしたマンガって最近も多いですよね。

レーサーのマンガとかスポーツ選手といった職業の人を題材にしたマンガは昔からかなり多いですが、
それらに比べるともう少し地味(若しくは一般的)だと思われている職域のマンガもよく見かけますね。
「海猿」は海上保安庁ですし、例えば「め組の大吾」は消防士。当たり前と思われる職業も
十分ドラマが作れると言う事に気づかれたということなんでしょうね。

まぁ、実際どんな職業でも困ったり面白かったりする部分はあるわけで、
やろうと思えば上手くドラマとして料理できるということなんでしょうか。

以下ちょっとメモ、いろんな職業を題材にしたマンガ等。

飲食関係
料理人関係の漫画って言うのは少なくない。しかし割と薀蓄の系統やバトルの方向に行くことが少なくない。
寺沢大介は比較的頑張っている……のかなぁ。
バーとか居酒屋を舞台にしたものは、人間ドラマが多いでしょうか。

服飾関係
モデルの世界を舞台にした漫画、「ナチュラル」というマンガを姉に借りて読んだ記憶が。少女マンガか。
華やかな世界だしどっちかというとスポーツ選手とか芸能界モノに近い感じがあるな。
仕立て屋さんのマンガも確かチラッと見たけど、未読。

公務員関係
消防・海保なんかのレスキューモノはいくつかありますね。
考えてみれば命がけになることが少なからずある仕事なわけで、ドラマにしやすいんでしょうね。
特に消防とか救急は非常によく眼にするので驚きを引き出しやすいっていう利点もありますし。
あとは警察関係でしょうかミステリとかの話を作りやすいって言う利点がありますよね。
残念ながら公務関係でも事務屋のマンガは少ないかなぁ。
一つキャリア官僚の世界を舞台にした漫画があるらしいですが未読
あ、あと政治モノもありますね。これは確かにドラマにしやすいかもしれません。
政治かも一応公務員。

法律家関係
司法の場に関わる人はどの立場であってもドラマを演出しやすいわけなので、これは比較的多い。
法廷闘争はけっこう面白い素材ですからねぇ。
問題は多くの人にとっては身近では無いと言うことでしょうか。
そういうこともあってどっちかというと人間ドラマに振れているものがおおい印象。

サラリーマン
島耕作の例もありますが「出世」を主眼にしたものは割と少ない印象。
どっちかというと世の人の日常を面白く書くものが多いのかなと
まぁ、島耕作は職業マンガというよりは「大人向けのファンタジー」かもしれない。
なんというか幼児的万能感と同じ物をあのマンガには感じる。
そういう物を大人に提供するって言うのは凄いことなわけですが。

芸能関係
少女マンガを中心に、こういったものは比較的ありますよね。
「ガラスの仮面」という金字塔もあるわけですし。読んでないけど。
完結してから読むべきかなぁ。ただ、この世界が難しいのは
マンガのなかでいかに現実に存在する芸能を描くか……ということでしょう。

学校関係
ギャクの舞台なんかとしては比較的よく使われる印象がありますよね「まいっちんぐマチ子先生とか」
「GTO」はギャグ……ではないか。最近はあんまり人間ドラマ的な教師のドラマは見ませんね。
この辺は意識の変化なのか何なのか。漫画読者の中心層である中高生にとって
「教師」というのがどのようにとらえられているかなど、考察の余地がありそうです。

スポーツ選手
プロスポーツの世界を舞台にした作品は少なくないですよね。
巨人の星・あしたのジョーなんていう金字塔もあることですし。
まぁ、スポーツというのは基本的に勝負が切り離せないので、
ドラマとしては比較的構造化しやすい気がします。
問題はジャンプ的インフレですか。
ちなみにこれも現実に存在する勝負事を描くわけですが
スポーツの場合は時間の伸縮を行えるというマンガの表現能力が生かせますよね。

とりあえず思いつくところをざっと上げてみました。
全体的に第三次産業に偏っている印象ですね。農林水産業ドラマはあんまり多くないかもしれません。
「土佐の一本釣り」とかあるけど、アレはどっちかって言うと漁業ドラマって印象じゃないな。
まぁ、色々な題材というのは考えられるのだけれど、第三次産業が多いというのは、
結局人と人との何らかのかかわりからドラマは生まれやすいということかなぁと思う。

ソロでの山岳モノのドラマって少ないよね。あったとしても多くは山は周囲の人間であったり
自分自身との対峙のメタファーだったりするわけで、やっぱり人との関係性がドラマを生む気がする。
そういう意味では職業モノのドラマって多くなるのは当然かもしれない。
ある程度身近で、共感できる部分も残しつつ。知らないところで起こるドラマを楽しめるんだから。

機会があれば、公共機関における職業分類なんかに従いながら作品の数を検討してみたいかなぁ。
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by tomo1y | 2006-07-10 19:25 | 奥深い世界
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