2006年 10月 14日 ( 1 )

酔っ払いの戯言

酔うというのにも色々ある。
お酒を少し飲んで、ほほが温かくなるくらいのソレもあれば、
前後不覚。目覚めたときなぜ自分がココにいるのか分からないような酔い方もある。
それぞれそれなりに楽しいものだけど。

自分が酔っているのを客観的に見れるくらいの酔い方が好きだ。
ビール1杯や2杯じゃこうはならないし、といって呑みすぎるとまた「酔ってない」と思う。
楽しみは中庸にこそである。

そういう時に1人で夜の街を歩くと、上着を脱いだりして夜風に当たる。
酔っ払って熱くなった頭が冷めるのがなんとなく気持ちいいのだ。
足取りはそれなりに確か。タバコに火をつけるライターも震えたりはしない。
といって酔ってないわけでもないから、歩きながらぶつくさ言ったり鼻歌を歌ったりする。

ぶつくさ言ってると、こんな酔い方なら、いつもいえないような正直なことが言えるだろうと変なことを考えたりする。
例えば、ずっといえない謝罪だったり、誰かを好きだという本音の気持ちとか。
気色の悪いことにそういうことを呟いてみたりさえするのだ。

結局いくばくかの理性があるから、どうせ言ったところで酔っ払いの戯言だと
そう思われるに決まっていると、至極当然のことを思う。
見た目は所詮酔っ払いでしかないのだ。

しかし、本当に極偶にだけどそういう時に正直に、明け透けに言葉を呟いたりする。
正直なことを、素面で言うのが恥ずかしいのだろうなぁと思い知らされる。難儀なものだ。

しかしこう支離滅裂で益体も無いことを考えられるのも、中庸の酔っ払いの楽しみだ。
稀にしか見れませんが、そういう私を見た人は、適当に相手をしてくださいませ。

あー、酔った酔った。
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by tomo1y | 2006-10-14 01:52 | 奥深い世界