カテゴリ:日々思うこと( 238 )

それでもやっぱり分かりやすく伝えようとする人々。

理系白書’07:第1部 科学と非科学/2 教室にニセ科学

毎日新聞の連載から。
科学でないものが科学を装って教育の場に入っていくことに対する警鐘なのだろう。
……にしては、酷い記事だけれども。

関東地方の理科教師(52)は昨年秋、中1の教え子から提出された夏休みの自由研究を前に考え込んだ。

 カイワレ大根の成長が、人間の言葉の影響を受けるかどうかを調べた観察記録だ。二つの容器にほぼ同数の種をまき、同じ条件で育てる。「ありがとう」と声をかけた容器と「ばか」と声をかけた容器で、育ち方に差が出るかどうかを、生徒は2週間にわたって詳しく観察していた。

 「とうとう僕の目の前にも来たか、という気持ちでした」。教師が思い浮かべたのは、「水からの伝言」という99年に出版された写真集だった。

 写真集は「ありがとう」「平和」という言葉やクラシック音楽を「聞かせた」「見せた」水は美しい氷の結晶を作るが、「ばかやろう」やハードロックでは結晶が乱れたり結晶にならない、と主張。人の生き方や言葉のよしあしを水が教えてくれると説き、これを教材に授業をする教師も出ていた。

 生徒の観察記録は、発芽率や伸び具合を測定せず、外見を生徒なりに判断していた。観察記録の写真ではどちらのカイワレも同じように不均一に写っていたが、生徒は「『ばか』と言い続けたら、育ち方が不均一になった。言葉が成長に影響すると分かって驚いた」と結論づけた。

 「疑問を検証しようという意欲は評価したいが……」と教師。最後のページに「面白い実験研究です。ただ、言葉が物体に影響を及ぼすことはありません」と書き込んだ。


この教師を記事に出した理由はいったい何なのだろうか。
自由研究の内容に、個人的にはまったく問題を感じない。
生徒が疑問と思うことに自分で仮説をたてて、生徒なりに検証をしたという話だろうに。

確かに私も言葉が物体に影響を及ぼすことは、「無い」と思う。
けれど、それを検証しようとする努力については決して悪いことではない。
教師が指摘すべきは、生徒が不均一と「感じた」だけでは研究足り得ないことだろう。
どうやればそれが皆の共通の知識になりえるのか、研究の手法を教授することだろう。

ニセ科学には非常に問題が多い。
それを指摘していく動きがきちんと出てきたことは歓迎したい。
しかし、そのニセ科学を指弾する科学者の言葉を、何の判断もせずに受け入れることは、
多分科学者の本意ではなかろう。
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by tomo1y | 2007-02-10 13:50 | 日々思うこと

カメラを構える人

CSでアメリカ制作の旅行番組がやっていたので見た。
紹介されていたのは日本、大阪~木曾のあたりである。
大阪の風景は見慣れた風景で、テレビで見ることも多いのだけど、
違和感みたいなものを感じる。

アメリカ制作なのでおそらくNTSCなわけで、そういうことが違うわけでないけど、
なんというか映像になった風景が違うのだ。
映画(撮影ビデオだけど)とか作ってるので、よく知る風景が違って見えると言うのはわかるが
それともちょっと違うような感じがある。非常にアジアっぽいのだ。
もちろん日本だってアジアの中の一カ国に過ぎないわけだけど……。

多分エキゾチックなんだと思う。異国情緒を感じるわけだ。
結局アメリカ人のクルーが撮影して編集している以上当たり前の話なんだけど。
まぁ、だからこそ映像って面白いか。

メディアリテラシーで考えるべきは、カメラの背後にあるものと言われるが
結構誰がカメラを構えているかを考えることも大事なことなんだおるなと思う。
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by tomo1y | 2007-02-08 20:58 | 日々思うこと

NHKの受信料義務化とかを横目に見つつ

NHKの受信料義務化だそうですよ。

受信料払ってるので、別に義務化されて負担が増えるというわけでもないので、声を上げようとは正直思わないけれど、義務化するんであれば、当然支出収入についてはきちっと説明を果たすべきだろうとは思う。
何だかんだといってNHKをそれなりの時間視聴しているとは思うが、何にいくら使って、職員の給与体系はどうなっていて、ということをきちっと説明している番組を電波の上で見た覚えというのは……無いな。私自身がNHKの財務体制について知る努力をしなかったということもあるので、一方的に攻めるのはフェアではないのだけど、それにしても観た覚えが無いというのは不思議な話だ。
公共の電波を使って公共放送という名目で放送を行っている以上、どのような体質で経営しているのかディスクロージャーを行うのは当然だし、電波を保有している以上、電波でディスクロージャー行えばいいと思う。年に1回1時間番組あたりできちっと報告すればいいのになと思う。
正直に言えば報道機関も同じ話だろうとは思うのよね。民放のテレビ局だって、分かりやすく自分たちの会社の財務状況を視聴者に示してよかろうし、新聞やなんかも同じだ。公共の利益に資すると言う理由で報道の自由が守られているのだから、その自由についていかなる責任を果たしているのかどうか、きちっと報道すべきだろうと思う。

まぁ、もちろんコレは役所が常に言われていることで、守らねばならないことでもある。
でも、一応役所は給与体系がさくっと分かりますよ?

市民団体とかもきちっと情報公開しているところはすくないのよねん。
ちなみに。各政党とかの情報公開の度合いというかなんと言うか。

○自由民主党
・トップページ上にはそれらしいリンクは発見できず>検索
【検索方法】サイトに備え付けの検索CGIにより検索。
【検索語】 会計・政治資金・収支報告・情報公開
【検索結果】「会計」でヒットした76件のページのうち、それらしいページは発見できず。「政治資金」407件ヒットし、20番目にそれらしいリンクアリ。「収支報告」ではヒットせず。「情報公開」36件ヒットするがそれらしいリンク先は見当たらない。
【付記事項】
トップページ直下の入党案内において、会計、政治資金等についての言及は見られず。
同じく「自民党への寄付」についても会計状況についての言及は見られず。
【筆者感想】
自民党はもう少しがんばりましょうと言う感じでしょうか?
はっきり分かるようにしてください。

○社会民主党
・トップページ上にはそれらしいリンクは発見できず>検索
【検索方法】サイトに備え付けのGoogle検索により検索。(site:site:www5.sdp.or.jp 会計)での検索
【検索語】会計・政治資金・収支報告・情報公開
【検索結果】「会計」については61件ヒットするがそれらしい項目なし。「政治資金」86件ヒットするが資金公開の談話が先に表示される。直接政治資金収支報告は閲覧できず。「収支報告」ヒット数21件内容については「政治資金」とほぼ同様。「情報公開」84件ヒットするが情報公開らしいページにはたどり着けず。
【付記事項】
トップページ直下のカンパ募集のリンク先にも、会計、政治資金等についての言及は見られず。
同じく「党員募集」についても同様の状況。
【筆者感想】
与党の疑惑を追及するには少々腰が据わってない印象でしょうか。
自民党と同じ程度のレベルです。

○民主党
・トップページの画像メニュー内 組織・運営>情報公開>下において政治資金収支を公開
【検索方法】サイトに備え付けの検索CGIより検索
【検索語】会計・政治資金・収支報告・情報公開
【検索結果】「会計」での検索ではヒット数が多すぎて閲覧は難しい(ヒット件数の表示はなし)
「政治資金」による検索では検索結果にそれらしい項目が見られた
「収支報告」「情報公開」の検索語においても検索結果にそれらしい項目を見て取れる
【付記事項】
トップページの画像メニューから閲覧できる寄付のページには、寄付を受け付ける民主党参加の財団法人の会計報告書アリ。入党案内については収支報告へのリンクはなし。
【筆者感想】
1円単位まで記述した政治資金収支報告書を掲載しているのは好印象。
ちょっと分かりにくいのが難点でしょうか?でも今回調査した政党では1番かなー

○公明党
・トップページ>公明党について>党本部収支報告書>総務省の政治資金報告ページに移動
【検索方法】サイトに備え付けの検索ツールで検索
【検索語】会計・政治資金・収支報告・情報公開
【検索結果】「会計」ヒット数300と多すぎ見づらい。「政治資金」ヒット155で見づらい。「収支報告」7件ヒットだがそれらしいリンクなし。「情報公開」66件ヒットするがそれらしいページなし。
【付記】寄付・入党案内等のページは見当たらなかった。
【筆者感想】
総務省のページを使ってるようですね。これはコレで賢いやり方。
でもちょいと総務省の政治資金報告のページはみづらいでしょうか。2位で。

○共産党
・トップページからそれらしい情報公開ページは見当たらず。党紹介ページもそれらしいページなし
【検索方法】サイトに備え付けの検索CGIを使用(全文検索システムnamazu)
【検索語】会計・政治資金・収支報告・情報公開
【検索結果】「会計」ヒット数827件。20件閲覧した段階ではそれらしいリンクなし。「政治資金」1339件ヒットするが、トップに政治資金報告のページがあがっている(1999年のもの)内容は新聞あかはたからの引き写しで、金額は万円単位。5件目には1998年から2004年までの財政状況を纏めたページが表示。他党の政治資金についての言及もあるが、20件のうちかなり共産党の政治資金についての言及ページが目立つ。
「収支報告」145件ヒットし、トップに共産党の政治資金報告。トップ20件に限ってだが(それ以下は見ていない)他党の政治資金についての言及多目。「情報公開」670件。トップの20件については共産党の情報公開については分からず。
【付記】募金のお願いページには収支についての言及なし。ただ上にあげた財政状況を纏めたページからも募金のお願いページには行ける。党員募集ページには収支報告への言及はなし。
【筆者感想】
赤旗の記事をおいていること自体は悪くないのですが、ネットは記事にリンクをかけられることが利点。
そこを生かさないのは少々もったいないでしょうか。
それから最新情報が無いというのが若干気になります。

○全体を通じて。
自民党と社民党は論外として、掲載している情報の質が高かったのは圧倒的に民主党。
続いて公明党、共産党でしょうかね。でもかなり水をあけられている印象でしょうか。

ただ、民主党にしてもみんながみる分かりやすいページでは無いかもしれません。
全体的にもう少し努力はできるんでは無いかなぁと言う印象です。
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by tomo1y | 2007-01-16 20:51 | 日々思うこと

同人誌とか買ってみたわけですよ。

別にはじめて買ったというわけでもないんだけど、同人誌とか買ってみたのですよ。
念のため書いておくけれど、別にエロ(※1)くはない。そもそもエロ同人誌は持ってない。
それはさておき。同人誌はその性質上、書き手が非常に好き勝手に(※2)本を作れるということがあって、面白い本が多いのです。それは第一には内容ということになるんですが、装丁とかに非常に凝った本というのもちらほら有ったりします。

同人誌の版型というとA4版のオフセット印刷(表紙カラー・本文ページはモノクロor特色1)で数十ページからというのが普通なんですけどね。
伝え聞いたところによると、バブルの頃とかは布張り箔押し油紙の表紙カバー・さらに箱付(※3)とか見たいな同人誌も売れていたという風に聞きます。こうなってくると本の内容は二の次三の次(※4)で、そんな馬鹿馬鹿しい(※5)ものを所有してみたいという欲望を刺激されます。
そういう豪華な本というのは最近減ってきているようなのですが、逆に同人誌市場(※6)が拡大して、いろんな印刷屋さんが同人誌印刷をされるようになった現在では、変な装丁の本というのが作られることも結構あります。例えばまるで文庫本のような装丁というのがあります。小説読むには非常に手ごろな大きさです。以前は作るのが難しかったようですが、最近ではそういう印刷を取り扱う印刷屋さんも増えているようで、割と見かけます。というかはっきり言って本屋においてあると見分けがつきません。

でやっと話が最初に戻って、今回買った同人誌の話。コレです。

どうみてもジャンプです。ありがとうございました。
ちなみに名前が祝刊少年フェイト(※)という名前でして、名前の通りFate(フェイト)がらみのパロディーがたくさん掲載されております。重要なのはそういうことじゃないんだ。

先ず、表紙の煽り文が凄いです。
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「同人誌の常識を打ち破れ」
確かに、もうまったく確かに打ち破っちゃってます。
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質感がオカシイですね。手触りとかインクの匂いを含めてジャンプ(サンデー・マガジンでも可)です。
折り曲げたときの背表紙の感じとか本物としか思えません。
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なんだこのプレゼント広告。なんか、もうアレだ。写真の男の人の雰囲気を含めてリアルです。
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目次も雰囲気があります。
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で、一番個人的にツボに入ったのが、このページ。ソコかよ。
ジャンプ放送局の単行本はそのうちそろえないといけませんな。マッタクもって。

えー。なんつーかものすごい同人誌でした。吐きそう(※)
一つのゲーム作品に対する二次創作の集合であるという以上に、日本の漫画文化の大きな部分を占める「週間少年誌」という存在自体に対するパロディというか、俺の好きなジャンプを同人誌にしてみました的な面白さを感じます、いやこれ実際スゲーわ。

ちなみに、巻頭カラーを書いておられる「たぽ」さんの同人誌も持ってたりします。それはそれで、ジャンプコミックス!?ってかんじだったりsます。

【ふとこのエントリを書きながら思ったこと】
ジャンプの好きなエピソードだけ集めてデマンド印刷で、週刊俺ジャンプとか作ったら売れるかも結構サービス利用者いるんじゃないかなとか思った。君にとっての「最強のジャンプを作れ」的なサービスというか……。よく2ちゃんねるあたりでスレッドの立つ話題ではあるんだけれど。
・ピッコロ大魔王と戦ってるころのドラゴンボール
・ポップが活躍するダイの大冒険
・アイシールド21
・アラビアンランプ(新連載ワク)
・レイがユダを倒すあたりの北斗の拳
・こち亀(40巻~70巻あたりを適当に)
・変態仮面(読みきり)
・スラムダンク:小暮君大活躍編(稜南戦)
・ネウロ
・武装錬金
・宇宙くまさんタータベア
・ジョジョの奇妙な冒険第二部あたり
・シティーハンター
・ろくでなしぶるーちゅなろくでなしブルース
・キックボクサーマモル
・アウターゾーン(猿の手)
・ゾンビパウダー
・王様はロバ
……順番はこのとおりだ。

欲しい。コレ欲しいよ姉さん(※)このサービス凄い流行ると思います。
まぁ、それは言い過ぎにしても、これ一冊5000円なら俺は普通に依頼します。
あともう一つ言えば、良く新聞社がやっている、生年月日の新聞紙のコピー販売サービスみたいに、生まれたときのジャンプを売るサービスしたら、普通に買います。てゆーかまんだらけに行くなり、国立国会図書館に行くなりして読めばいいのか!多分合併号だな。うん。

【夢】
種子島にロケットの打ち上げを見に行く。
自分が生まれた週のジャンプを読む。

※1
エロい同人誌は持ってない。というかエロ同人誌って実用性重視な感じなので、読み物として多いエロ同人誌って少ないような気がしたりする。要するにAVのドラマパートに君らは面白さを求めるのか?って話。もちろんロマンポルノみたいに、エロ(成人向け)でないと出来ないことをしようとする人がいたり、エロの皮をかぶって多くの人に届けようという意図でエロ媒体を選ぶということもあったりするので、そこはそこで難しいんだけど……っていうかとにかくエロ同人誌は持ってないのですよ。
てゆーかよくよく考えてみれば別に俺成人なんだからエロ同人誌持ってたって問題なくね?まぁ確かにそれを持ってると表明するのは恥ずかしいんだけど。つーか持ってないんですよ。実際。

※2
制限は己の心の裡にしかないわけですよ。実際問題。

※3
要するに高級印刷です。ちょっと高めの辞典とかに使われたり、児童文学の名作といわれるような作品にしか使われないような細工です。あとは○○文学大全集とか、○○県史とかそういう高級げな本を作るのに使われるキーワードを羅列してると思っておいてください。

※4
ただまぁ、実際問題そういうことが出来る人というのは、それなりに同人活動に気合を入れている人なわけで、内容が伴わないということは少ないわけです。内容が伴わずにそういうことやっちゃう人がいないわけでもないと思いますけど。でも俺、そういうの嫌いじゃないぜ。

※5
もちろんほめ言葉。ちなみに本好きが極まって(窮まって?)くると、本の内容もそうだけど、奇妙な本とか、装丁の凄い本とか、無駄に厚い本とかになんとなく嗜好が移ってくるということがおきてきたりします。うふふ。

※6
同人誌の市場って言うのも変な話だけど、それで食ってるプロみたいな人もいたりするし。原価で売ってる人も多いけれど、それにしたってお金の流れはどうしても生まれる(製本印刷の費用や、本の配達にかかる費用。加えて言えば中古同人誌の買取販売のネットワークとか)ので、市場というのはあながち間違いではなかろう。

※7
フェイト=Fate/Stay Nigiht という名前の作品(エロゲ)。エロゲだけどアレだ、普通に話として面白いと私は思います。いや、別にエロなしでいいとか言いませんよ。エロはエロだし。エロは好きなんだよ!それはそれでいいじゃねぇか。

※8
ほめ言葉です。

※9
架空の姉。残念ながら現実の姉では。

【関連リンク】
アキバBlogより
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by tomo1y | 2007-01-15 21:38 | 日々思うこと

ばーさまのはなし。

私くらいの年齢で、漫画が大嫌いだと言う人は少ないと思う。好きな人のほうが多いだろう。
私が子どもの頃図書館においてある漫画と言えば、手塚治虫の漫画であったりして、
火の鳥とかブラックジャックとかは何度も何度も読んでいたけれど、同様に読んでいた漫画に、
日本の歴史とか世界の歴史とか、そういった漫画がある(※1)
そういうのを読んでいて歴史の骨組みをつかめたからと言うのもあってか、
歴史が凄く好きだったし、高校までは結構真剣に勉強をしていた。それはまぁ役に立っていると思う。

それはまぁ、前フリで。先月祖母が亡くなった。
もう少しで一世紀に手が届こうかという年齢でもあったし、長期間寝たきりだったとか言うわけでもなく
悪いというよりは幸せな死に方ではなかったかと思う(※2・3)、そんな号泣するほど悲しくもない(※4)
まだ四十九日も迎えていないのだけれど、色々と片付けをしたり、親と相談もしている。
いやな話だけどいずれ私の親も死ぬわけで、例えば香典を下さった人が、どういう関係なのかとか
そういうことの話を聞かされたりもしている。長男は辛いね。まぁ、でもやって貰ったことは返したい。

と、色々祖母にゆかりの有った人の話を聞いていると、
例えば親戚であっても、自分がまったく知らない人と祖母の間にご縁が有ったりする。
私が生まれてからだから26年と半分くらい、そのくらい祖母との付き合いがあるけど、
彼女の人生から観ればせいぜい4分の1。私が物心ついてからとかいう条件をつければせいぜい2割
たった2割ぐらいしか知っていることなんてないのだ。
世界史や日本史は常識の範囲内では十分理解しているつもり(※5)だけど。
あれほどそばにいた家族がどんな人生を送ってきたのか、どんな生い立ちなのか知らない。
下手したら宮本武蔵の人生のほうが詳しいんじゃないか。

それって本当は結構残念なことだと思う。
一人の人間として生きているんだから結構想像もつかないような体験してたりしそうなものなのにね。
……よしんば何の波乱もない平々凡々な生活をおくっているとしても、それだって凄い話だ。(※6)
時間を見つけて、彼女の人生がどういうものだったのか、調べてみたいなぁとか思う。
同時代人がもうあんまりいないのが悲しいところではあるけれど。

けどまぁ。伯父にとっての祖母や、母にとっての祖母、叔母にとっての母は、
少しずつ違ってそれぞれ真実だろうし。分かることはまだある。

※1:他には学研の漫画の「○○の秘密」シリーズとか。
※2:いいとか悪いとかいうのは生者の傲慢かもしれないが、そう信じたい。
※3:100近いのに曾孫がいないってのは不幸かも……私にも責任の一端があるのでスルー。
※4:嬉かないけど、どっちかと言うと死んだことそれ自体より悲しいこともある。また別エントリで。
※5:残念ながら「つもり」だ。断言する傲慢さも勇気もないわ。
※6:サイコロを100回振って、6が出続ける確率と任意にばらばらな数が出続ける確率は等しいのだ。
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by tomo1y | 2007-01-10 23:21 | 日々思うこと

すげー。

『テノール歌手秋川雅史が紅白でブレーク』Excite エキサイト : 芸能ニュース

大学時代の一部知り合いに一応紹介~。
出てはったのは知ってましたが、こんなことになるのね。やっぱり紅白って凄いのね。
いや、直接存じ上げているのはこの方のお兄さんなわけですが。

このお兄さんもまたすごい方なのだけれど、それはココには書けない。
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by tomo1y | 2007-01-08 20:41 | 日々思うこと

どうでもいいんだ、どうでも

お笑いウルトラクイズで
朝、起きぬけのカンニング竹山さんの表情が
昔よく見た「Uき」君の表情に酷似していた。
正直そのシーンが一番たまらん。
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by tomo1y | 2007-01-01 22:49 | 日々思うこと

本年一年

本年一年、いろんな方にお世話になりました。皆様ありがとうございます。
今年の心残りはあんまり大阪に行かれへんかったことでしょうか?
大阪がらみの人とはずいぶん会ってないなー。

新年は行こうかなーとか思ってますのでまたよろしくお願いします。
年の終わりの終わりになって祖母が亡くなりましたので
年賀状出せませんが、来年もまたよろしくお願いいたします。

今年は色々叱って貰ったりということもありましたが、
ちったぁ成長もしたのかとか思ったり思わなかったり。

まぁ、あれだな。愛が欲しいぜ。
来年のテーマは愛で。

異動の希望とか出しては見たけどどうなるんだろ。
来年も変化の多い年になりますようにっと。
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by tomo1y | 2006-12-31 21:49 | 日々思うこと

物語のある土地

Flackさんの日記で紹介されていた、とあるエントリが非常に興味深かったです。
なぜフィクションの舞台は地方に移ったか(~田舎の伝承~)
仕事柄、どうやったらうちの方にたくさん人が来てくれるんだろうとか思いますが
「物語の舞台になる」というのは有効な手段だったりしますので、ヲタとしてだけでなく、二重に興味深いです。

上のエントリの筆者psb1981氏によれば、理由は三点ということだ。
1:「都市(東京)の地位低下」
2:「村落共同体への期待」
3:「物語(歴史や伝承)を帯びた土地」

最近「地方」が団塊の世代を取り込もうとしていたりするのだが、
割と同じような論点に立脚しているのがチョット可笑しい
もちろんpsb1981氏が云々ではなくて、役所で頭ひねっている役人の考えと、
物語についての論考の結論が似通うというのがだ。
「田舎が選ばれる理由」を問題にしているのだから、当然といえば当然なのだが。

リンク先の文章を読み進めると最後にこうある。
が、しかし、この21世紀の日本に「郊外化してない土地」なんて存在するのだろうか?(中略)どこも郊外化しつつあると言っていい。

そしてだからこそ、「ひぐらしのなく頃に」は昭和50年代にまで、時代を遡らなければ、その舞台を確保できなかったのだ。ではこの次、物語を求める私たちはいったい何処へ行けばいいのだろうか?

私はこれについては割りと楽観的に考えている。
ここについての引っ掛かりが私にエントリを書かせたといってもいい。

私の住んでいるような田舎も確かに郊外化しているが、圧倒的に人の流入が少ない。
郊外化しているのはかなり見た目の部分の話で、村落共同体は堅固で
物語と言うのはチョット失われそうに見えないからだ。
また、おそらく都市は都市であり続ける。相対的に地位が下がることあるだろうけれど、
それは地方を料理することを許すように、ヲタ界隈の裾野が広がったからだろうと思うのだ。
そして最後に言えば、今後人口が減少していく社会においては
大都市の郊外という1~3の理由を抱いてしまう土地に住む人々も
物語とコミュニティ意識を新たに作っていくような気がするのだ。

個人的には「郊外」に見出される物語が一番怖い。
綺麗に整理されて、平板化して、整理された便利な町である「郊外」は
多分かつての未来の姿を持った生活空間なのだ。
しかも多くの人の原風景で……。そこに物語が付与されていくとしたらちょっと太刀打ちできない気がする。

あれ、まとまらないや。もうすこし続けてみる。
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by tomo1y | 2006-12-12 22:12 | 日々思うこと

○身内びいきかも知れんけどさ。

島根県のHPで、「県民の声」と言うページが公開されている。寄せられた提案や苦情・質問についてどう処理したか、どういう考え方かを説明するためのページである。で、昼休みとかに時々見ていたりする。今日はなかなか素敵な質問があった。

【質問】
11月22日夜11時40分頃に県立中央病院周辺でヘリコプターが飛んでいたが、何かあるのですか? 上空で何回も旋回されては迷惑です。どうしても飛ばないといけないのなら1回で中央病院に降りてほしい。離れていても騒音がうるさかったので近くの家ではすごい音だろうと思う。ヘリコプターを飛ばす時は配慮してほしい。

……うるさかったんだろうなぁ……とは思う。
「1回で中央病院に降りてほしい」と書いておられるので、中央病院にヘリポートがあることは御存知なようだ。で、深夜と言っても差し支えの無いような時間にヘリコプターが飛んでいるのを把握して「配慮せよ」とおっしゃるのだろうか。訓練なら時間くらいは選ぶ。深夜にヘリパイロットを遊びで飛ばせるほどこの県は金を持ってないよ。
念のため事情を説明しておくが、県立中央病院は県内にいくつも無い三次救急病院であり、ヘリコプターが飛んでいたと言うのは当然離島部から救急搬送を行っていたということである。
上空で旋回していたのは当然気流の問題だろうと思う。11月半ばも過ぎれば島根の天気がどれほど荒れるかなんて事は言を俟たない。着陸にミスして落ちたりしたそれこそ目も当てられない。
この「声」を寄せられた人を揶揄したいわけではないつもりだが、消防や救急がサイレンを鳴らすことと本質的に異なることではない。理屈で行けば夜半にサイレンが鳴っているといって消防署に投書されるのだろうかとか思ってしまう。

確かに役所の仕事に改善すべき点はたくさんある。
けど、これほど役所の人間をバカ扱いされるとちょっと切なくなる。
それはそれとしてすべきことは当然しなきゃならないんだけど。つらいなぁ。
あ、ちなみに私は県の回しモノではないのです。
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by tomo1y | 2006-12-07 21:59 | 日々思うこと