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キャリア官僚のなり手。

「国家公務員1種試験の申込者、景気回復を反映し大幅減」
読売新聞のヘッドラインです。人事院のコメントも景気回復を反映しているというもの。

ま、景気回復の一つの証左なのかなぁと思います。
しかしだ、マスコミさんの話聞いていて公務員になりたいと思う人が減ってる気もします。
公務員という仕事はやりがいのある仕事だと思うんですが、非常に印象が悪いですよね。
「官僚」などという言葉は明らかに「代官」のように悪い意味を含みつつあるように思います。
どっちも別に良いも悪いも無くて、て粛々と仕事を進めるわけなんですがね。
個人として水準の低い人というのは残念ながらいるわけですが、
基本的には選ばれてなっているのできちんとした人ややり手の人も多いはずです。

しかしそういうことって言うのはこの国のマスコミは伝えてくれないことが多い。
政府の仕事とか公務員の仕事はやって当たり前のものではあるのだけれど、
失敗したときや問題があるときには非常に叩かれる。
(これはまぁ、期待の高さという事になると思いますが)
加えて、官僚OBなどの人々もしたり顔で官僚やら公務員を叩きますから。

これじゃぁなかなか誇りを持って仕事をしにくい環境です。
給料だって仕事につく難しさを勘案すれば高くは無い(霞ヶ関の時間外勤務とかおかしいし)
愚痴なわけだけど、これじゃぁなかなか優秀な人が入ってきにくい気がします。

公務員の仕事って割とマンパワーに頼ってるので人材が払底するのはまずいんだがなぁ。
by tomo1y | 2006-04-24 19:49 | 日々思うこと
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